慢性疲労症候群とは、CFSとも言われ、日常生活が送れないほどの重度の疲労感が長期間続く状態をいう。身体的、精神的原因ともに解明されていない。
病的な疲労感はいくら休息をとってもほとんど、あるいは全く改善しないのが特徴で、風邪が長引いたような症状が続いたり、ひどい疲労感があって日常生活が出来なくなったりする。ひどい場合には、身の回りのことも出来ず、日常生活に介助が必要で、終日就床を必要とする、ということもある。
慢性疲労症候群の診断を確定できる検査法はなく、甲状腺疾患、精神病、アルコール依存症など、同様の症状が現れる病気を除外するために検査・診断する必要がある。慢性疲労症候群の診断が下せるのは、薬の副作用も含め、この疲労感を説明できる明らかな原因が見つからなかった場合に限られる。
厚生労働省の診断基準では、最低要件として「他の病気によるもので無い事」「6ヶ月以上にわたる症状の持続」として診断される。
睡眠時無呼吸症候群には複数の治療法がある。
「CPAP療法」とは、鼻から専用のマスクを通じて、気道に空気を送り込み圧力を高め、気道を広げておく療法。睡眠中に使用する。睡眠時無呼吸症候群の治療法として確立しており、高血圧などの合併症の予防、改善効果があると立証されている。全世界で睡眠時無呼吸症候群の治療法としてもっとも普及している方法である。
この療法で、心疾患の予防や死亡率を減らすことができる。
「外科手術」では、咽頭や喉頭の閉塞する部位を手術によって切り取る。
閉塞する部位によって、有効な場合は、手術が適用される場合があるが、声の質が変わったり改善が十分得られない場合も多く、慎重に選択されるべきだろう。最近ではレーザーを当てて、部位の組織を小さくする方法もある。
「マウスピース」とは、上あごと下あごが固定したマウスピースを使用し、下あごを上あごより前に固定することで気道の面積を広げ、機動の閉塞を防ぐ。持ち運びが簡単で便利だが、効果には個人差があり、一般には軽症の患者さんに用いられる。居眠り運転の危険があるような重症患者にはCPAPが優先される。
2004年度から健康保険が適応になった。生活習慣の改善によって太っている方は減量により、首の周りの脂肪が減って、無呼吸が軽減される。
日ごろから運動を心がけ、食生活にも気をつけよう。また、アルコール・タバコは起動を弛緩させるため、病状が悪化する。なるべく減らすようにしよう。
睡眠薬の服用は、無呼吸を悪化させるものがある。医師に相談の上処方してもらおう。
睡眠時無呼吸症候群とは、SAS(Sleep Apnea Syndrome)ともいい、「睡眠時」に「無呼吸」状態になる、睡眠障害の1つ。
「無呼吸」とは10秒以上の呼吸停止と定義され、この無呼吸が1時間に5回以上、もしくは7時間の睡眠中に30回以上ある場合、睡眠時無呼吸症候群と診断される。日本人では成人(30~60歳)の約1~2%に見られ、男性に多いといわれる。
睡眠が分断されたり浅くなるため、日中の強い眠気、熟睡感がない、集中力の低下などが起こる。
一般的には肥満で首の太い人に多く、ほとんどが強いいびきを伴う。
また、睡眠中の体動、窒息感を伴う覚醒、倦怠感、知的活動の低下、性格変化、性的機能低下、夜間頻尿なども起こる。睡眠時無呼吸症候群の人は心筋梗塞や脳血管障害など、心血管系の合併症で死亡する確率が高いこともわかっており、怖い病気である。
昼間の強烈な眠気のため、致命的な事故を引き起こすことがある。交通事故を起こしたり、また、新幹線の運転手が居眠りのため停車駅を通過してしまい、居眠りの原因が睡眠時無呼吸症候群だったという事件も、この病気によるものとして有名になった。
また、スペースシャトルのチャレンジャーの打ち上げ直後に爆発した事故も、整備作業員の睡眠時無呼吸症候群の眠気による作業ミスによる事故だと言われている。心当たりのある人は、専門の医療機関を受診しよう。
月経前症候群(PMS)の治療には、食事とストレス対策が必要である。
様々な栄養素が不足すると、月経前症候群の病状がひどくなると言われている。バランスのとれた食事をし、規則正しい生活をしてストレスをあまり溜め込まないようにしよう。
食事としては、バランスの取れた食生活をしている人では、月経前症候群の病状が軽い、というデータがある。また、月経前症候群の前にはむくみやすくなるので、塩分を控えめに。
また、以下のような食べ物は、月経前症候群を悪化させると言われている。「カフェイン」イライラ、抑うつなどの精神症状を悪化させるといわれている。コーヒー、チョコレートは控えめにしよう。特に、チョコレートは月経前症候群に良くないと言われている。
「アルコール」月経前症候群の時期には、いつもより少しのアルコールで酔いやすくなる。二日酔い・悪酔いもしやすいそうだ。
「タバコ」も月経前症候群を悪化させると言われている。
また、それ以外では、「セントジョンズワート」は気分を落ち着かせる働きのあり、安定した精神状態を保つ作用がある。
「カルシウム・マグネシウム」月経前症候群の症状の緩和に大変有効であるとされている。「チェストベリー」はホルモン群を調整する作用があるため、月経前症候群に効果があると言われている。
「大豆イソフラボン」も女性ホルモン様の働きのあり、有効である。その他、「ビタミンB6」「γ-リノレン酸」なども有効だといわれている。
月経前症候群はストレスと強い関係があると言われている。仕事などでできるだけストレスを溜めないようにするほか、病状のひどい人は、病状を周囲の人に言っておくこともいいであろう。
また、自分の状態の変化をメモしておくことで、事前に心の準備ができるだけで、かなり楽になる。尚、特に病状がひどい人は、「心療内科」などで一度相談してみたほうが良いだろう。

月見草オイルやフィッシュオイルなどのサプリメント、ビタミン剤の多量投与はよく行われるが、有益性はまだ証明されていない。